こんにちは、ランサポート北海道の野呂です。

みなさん、雪が積もった後のトレーニングはどうされていますか?

私は数年前まで、冬は外での練習ではなく、週に1〜2回体育館やつどーむの400m周回コースを利用していました。

しかし、それでは練習量が全然足りません。冬の期間で走力が落ちて、結果、シーズン最初に行われる伊達ハーフマラソンでは1時間20分を切れない状態が続いていました。

そこで、冬もトレーニングを外で行うようにしたところ、ぐんと成績が伸びました。

転倒が怖くて敬遠しがな雪上トレーニング、そのメリットと注意点をご紹介します。

雪上トレーニングのメリット

1 体幹の強化につながる
雪道は凹凸があり、アスファルトの路面よりも不安定です。バランスを保つために、自然と体幹を意識した走り方になります。
2 心肺機能が高まる
寒さのなかで、体温を維持するために血流が増加するほか、冷たい空気が気管を通って心肺に負荷がかかります。結果的に、心肺機能や持久力の強化につながります。

3 免疫力の向上
血流の増加により、免疫細胞が全身に効率よく巡ります。
ただし、過度な寒さのなか無理をしすぎると逆効果になるため、注意してください。

転倒リスク回避のためにできること

1 シューズ選び
滑りやすい雪道での転倒を防ぐには、冬ラン用のシューズ選びが大切です。雪道を走るには、防水と滑りにくさを兼ね備えているシューズ選びがマストです。

冬道専用のシューズも販売されていますが、私はトレラン用のシューズで走っています。ブラックアイスバーンともなれば、滑りますが、それは専用シューズでも同じ。特に問題を感じず走れています。

1 頭部の保護

お尻や肩の打撲程度ならば、まだ良いですが、頭部を強く打つと大変危険です。

防寒対策はもちろん、頭部の保護のためにも、帽子はしっかり被りましょう。

1 コース選び

路面が傾いてると転倒のリスクが高まりますし、冬は除雪の状況なども影響してきます。

安心して走るためには、自分なりに、走りやすいトレーニングコースを見つける必要があります。

参考までに、私は北海道大学構内がお気に入りです。信号も車通りもほとんど無く、除雪がしっかりしている1kmの直線道路は、札幌にはなかなかありません。

まとめ

  • 雪国の冬場でも、外でのトレーニングは難しくない。
  • 冬の外ランならではのメリットもある。
  • 専用シューズや帽子、コース選びで安全を確保。
  • とはいえ無理は禁物。屋内施設も賢く利用しよう。

以上、雪国の冬のトレーニングについてご紹介しました。

私自身の冬のトレーニング内容は、こちらでご紹介しています。

冬場もサボらず、楽しくトレーニングして春のマラソン大会に備えましょう!

番外編:危険なツルツル路面